もうそろそろ春ということで、今年の目標の一つである、『鶏を飼う』を実現するため、有精卵を買ってきました、
ボリスブラウンの卵6つです。
卵を孵化機で温め始めてから21日目となりました。
買ってきた有精卵は6個。
5日目に検卵してみたところ、卵が小さいからか、ライトが良くないからか分かりませんが、どれも血管が確認できませんでした。
1つは明らかに無精卵であることは分かりましたが、次の15日目の検卵でもうまく見えず…
もしかしてどれも成長してないのかなあと心配していたのですが…。
18〜19日目くらいに僅かに動いている卵がいくつかあり、夫婦二人で『ちゃんと生きとる!』と喜んでました。
しかし現在21日目…まだ一個も帰っていません。また不安に…
数回『ピヨ』という小さい鳴き声が聞こえましたが、日付が変わりそうですがそれ以外に動きがありません。
朝起きると、孵卵器からピヨピヨと大きめの声が…。まさか!?
一羽無事に孵ってました!3〜4時間前に確認した時はヒビも入っていない状態だったので、結構スムーズに孵化できたようです。
この子は”ひよいち”と名付けました。
もう一つ小さな穴が開いている卵があり、この中の子は”ひよじ”と名づけました。
しかしひよじはなかなか卵殻を破ることができず、そのまま数時間経過。
少し手伝おうと外から卵のヒビを広げてみるも、殻の内側にまだ血管が走っていて、触らない方が良さそうな雰囲気です。
穴からはクチバシが覗いていて、ピヨピヨと声は聞こえていて弱ってはなさそうだったので、しばらく様子を見ることにしました。
朝起きると、再び孵卵器からピヨピヨという声が…!ひよじついに生まれた!?
と、ワクワクしながら孵卵器を開けると、ひよじとは違う卵が孵ってました。
ひよじは相変わらず小さな穴の向こうでピヨピヨ鳴いていました。
孵ったひよこには”ひよぞう”と名づけました。(ひよぞうorひよさんと呼んでます。)
ひよぞうを見た時の第一声が、『誰やお前は!?』だったので、ひよぞうには申し訳なかった…。
てっきりひよじが無事産まれたのだと、ホッとしながら孵卵器を開けたので、まさかの第三者ひよこに驚いてしまったのです。
至らない飼い主ですが、そんな少し不遇なひよぞうは、優しい子に育ってくれそうです。
ひよじは、朝は鳴き声が聞こえていたけど、卵殻に穴を開けてからちょうど丸一日経ったお昼頃、鳴き声が聞こえなくなってしまいました。
穴を覗いても、今までチラ見えしていたクチバシも、見えなくなっていました。
ひよじは殻を破ることができず、卵の中で死んでしまっていました。
せめて中でどんな様子だったのか知りたくて、殻を剥いてみました。
ひよじの頭は卵の中央あたりにありました。
普通、ひよこの頭は卵の中の尖ってない方の側にあり、殻を破るそうです。
写真を見返すと、ひよじは尖っている方の近くから殻を破っていて、逆子の状態だったようです。

おそらくなかなか卵を破れず、中で動くうちに身動きが取れなくなってしまったよう。
逆子の場合、孵化の介助の必要性が高いようです。
死んでしまう前に手伝ってあげられていたらと思うととても残念です。
ひよじに学ばせてもらったことを忘れず、次に生かしていきたいと思いました。
買った6つの卵のうち、1つが無精卵、3つが死ごもり、2つが無事孵化しました。
孵化したのはそれぞれ22日目、23日目でした。
2羽のひよこですが、仲良く大きくなっています。
ひよこにも個性があり、性格が違うみたいで、観察していると面白いです。
ひよいちは、背中に大きい茶色の模様があります。ひよぞうより体も少し大きいです。
ひよぞうに比べて気が強そうです。手に乗せると突いてきます。
ひよぞうは穏やかな性格みたいです。
手に乗せると大人しくしていて、降ろそうとしても留まろうとすることがあり可愛いです。
ひよいちに目を突かれて怒っていたり、間違えてひよいちのフンを食べてパニックになってたりするらしいです(これは夫談)。
それぞれ1羽にすると不安なのかピヨピヨ鳴きます。
結構な声量で鳴くので、2羽生まれてくれてよかったです。
今はダンボールで室内で飼っていますが、この2羽が大きくなるまでに鶏小屋を建設せねば…はあはあ。
お読みいただきありがとうございました!